非常に効果の高いペグインターフェロン&リバビリン併用療法ですが、その治療法には2通りあります。
1つ目が、ペグインターフェロンα-2b(商品名・ペグイントロン)&リバビリン(商品名・レベトール)療法。
2つ目が、ペグインターフェロンα-2a(商品名・ペガシス)&リバビリン(商品名・コペガス)療法。
2つ目の治療法は比較的新しく、ペガシスは2003年、コペガスは2007年にそれぞれ保険適用になりました。
この2つの併用療法の違いと特徴について解説します。
1つめのペグイントロン&レベトール併用療法は、従来から行われてきたインターフェロン&リバビリン併用療法です。
高い実績を示しているため、C型慢性肝炎ガイドラインでも、基本治療として推奨されています。
特徴としては、これまでの治療効果が総じて高いことがあげられます。
セロタイプに関係なく高い効果を発揮し、ウイルス量が多かったり、治療後に肝炎が再燃した人にも有効です。
副作用は従来のインターフェロンと同じく、インフルエンザ様症状、不眠などがあります。
しかしペグイントロンは体重別に投与量を調整できるので、副作用をコントロールすることが可能です。
2つ目のペガシス&コペガス併用療法は、特にセロタイプ1の患者さんに有効です。
セロタイプ1は日本人に一番多く、かつ治りにくいとされるC型肝炎です。
しかしペガシスであればセロタイプ1のC型慢性肝炎にも、ウイルス駆除率6割近くと高い効果があります。
ステージが進んだ方や、インターフェロン単独では治らなかった患者さんでもウイルス駆除率は5割近くあります。
投与は主にセロタイプ1で高ウイルス量の患者さんになりますが、ペグイントロンが効かなかった場合でも期待が持てます。
副作用は少ないものの、血小板が減少しやすいため、血液検査を週1~2回行う必要があります。